主な原因 |
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大理石や石灰岩で発生する場合が多く、まれに花崗岩でも発生します。 ビール、サイダー等の付着や雨水が長時間付着して石の成分と酸(炭酸)による化学反応で表面が変化して発生します。 |
対処方法 |
石材自体の表面が変質しているため、もとどおりにするには再研磨しか方法はありません。再発を防止するためにWAXや特殊な処理剤を処理する方法もありますが、石材独特の自然な素材感が変化する場合もあります。 |
主な原因 |
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石材の特徴である吸水性(水等を吸込みやすい性質)によって汚れが浸透し付着したためです。 |
対処方法 |
なるべく早く洗浄することが必要です。 時間が経過するにしたがって除去が難しくなります。 薄い中性洗剤で除去できる場合があります。 |
主な原因 |
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石材にはサビを発生させる成分が含まれていますが、ごく微量なため石材全体までの色を変化させることはありません。多くの場合は他所からの浸透や付着によるものです。 |
対処方法 |
ミカゲ石の場合には、クエン酸等の弱酸による処理が有効ですが、大理石の場合は酸が使用できないため、中性洗剤による表面洗浄で除去します。 |
主な原因 |
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石材施工時に使用するモルタル(セメント)に含まれるアルカリ成分が水に溶けて石材内部に浸透し、水分が乾燥した後に残留したアルカリ成分が結晶化したものです。 |
対処方法 |
多くの要因が影響しているため原因の特定は難しく、特効薬的な対処方法はありません。 熱乾燥で除去できる場合もありますが、確実とはいえません。 |