石の不具合事例

大理石のツヤ落ち

ツヤ落ちの症状
主な原因
大理石や石灰岩で発生する場合が多く、まれに花崗岩でも発生します。
ビール、サイダー等の付着や雨水が長時間付着して石の成分と酸(炭酸)による化学反応で表面が変化して発生します。
対処方法
石材自体の表面が変質しているため、もとどおりにするには再研磨しか方法はありません。再発を防止するためにWAXや特殊な処理剤を処理する方法もありますが、石材独特の自然な素材感が変化する場合もあります。

大理石の汚れシミ

汚れシミの症状
主な原因
石材の特徴である吸水性(水等を吸込みやすい性質)によって汚れが浸透し付着したためです。
対処方法
なるべく早く洗浄することが必要です。
時間が経過するにしたがって除去が難しくなります。
薄い中性洗剤で除去できる場合があります。

サビ

サビの症状
主な原因
石材にはサビを発生させる成分が含まれていますが、ごく微量なため石材全体までの色を変化させることはありません。多くの場合は他所からの浸透や付着によるものです。
対処方法
ミカゲ石の場合には、クエン酸等の弱酸による処理が有効ですが、大理石の場合は酸が使用できないため、中性洗剤による表面洗浄で除去します。

濡れ色(濡れシミ)

濡れシミの症状
主な原因
石材施工時に使用するモルタル(セメント)に含まれるアルカリ成分が水に溶けて石材内部に浸透し、水分が乾燥した後に残留したアルカリ成分が結晶化したものです。
対処方法
多くの要因が影響しているため原因の特定は難しく、特効薬的な対処方法はありません。
熱乾燥で除去できる場合もありますが、確実とはいえません。

大理石・天然石のお手入れ方法

日頃のお手入れ(毎日、1週間毎)

  • 掃き掃除、乾拭きで十分です。
  • 拭き掃除を行う場合は硬く絞った清浄なモップ、雑巾等で行ってください。
  • クリーナー等を使用する場合は吸い口にブラシ等を装着して、石材が傷つかないようにしてください。
    特に壁際は注意が必要です。
  • 洗浄には極力水を使用しないでください。ご使用の水はこまめに交換し、他所を洗浄した後の汚水は絶対に使用しないでください。また、床面に残留した汚水はバキュームや乾燥した清浄なウエス等で速やかに拭き取ってください。

汚染物が付着した場合

  • 汚染物質が付着した場合は速やかに清浄なウエス等で拭き取ってください。
  • 洗剤等の薬品を使用した洗浄は極力避けてください。
  • 薬品、洗剤を使用される場合は商品ラベル等の「ご使用の注意書き」を十分に確認し、天然石材への使用が制限されていないかを確認してください。特に大理石やライムストーンの場合は注意が必要です。
  • また、ご使用の前に必ず目立たない場所でテスト施工を実施して、石材に変化がない事を確認してください。具体的には中性洗剤(PH 7~8)を希釈したものを汚染部分のみに限定して使用し、使用後は清水によるすすぎ洗浄と拭き取りを十分に行い、洗剤成分等が石材内に残留しないようにしてください。その際にも汚水の拡がりは最小限度としてください。

その他の注意事項

  • 玄関マット等をご使用の場合、汚れ吸着の樹脂加工や薬品が使用されていないか、確認の上ご使用ください。
  • その他下記製品の使用は避けていただくか、ご使用の前にメーカーにご確認ください。
  • ワックス(油性、水系共)
  • 化学薬品のついた雑巾、モップ 
  • 強アルカリ系、酸性系、塩素系洗剤(トイレ用洗剤等) 
  • 研磨剤配合洗剤(クレンザー等) ・溶剤系洗浄剤 ・フッ化物配合系洗剤 
  • スチールウール ・研磨剤付スポンジ(スコッチブライト等) ・金属系ブラシ
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