Column

社長の一石

2020. 2月

樂雅臣先生の作品に携わる

先般東京支店で、彫刻家の樂雅臣(らくまさおみ)先生の作品の設置をしました。
樂先生の作品群「輪廻」から2作品をビル内に展示する仕事です。
弊社は、展示台の製作(ベルジャン・ブルー・ストーン)と最終の組立てを請負いました。
作品はジンバブエブラックが使われていて、独特の石の表情が魅力的です。
※未だビルが竣工していないので、写真は控えさせていただきます。

この時期偶然にも、樂先生が月刊『石材』2月号に寄稿されました。

42~57ページに渡って先生が彫刻家としての経歴や彫刻に対する想いを語っておられますが、16ページもある為残念ですが割愛します。
機会があれば、是非読んで下さい。

添付写真をご覧下さい。月刊「石材」の見開きの所に佐川美術館の茶室に先生の作品であるジンバブエ・ブラックの紹介記事があったのでそれだけ載せました。
文中に、協力 関ヶ原石材とありますね。

実は以前「佐川美術館」に、先生のお父様である樂吉左衛門(十五代)の展示館の(当時平山郁夫館と佐藤忠良館の2棟あったが、新たに樂吉左衛門館を増築)
工事があり、そこの茶室に黒御影石(ジンバブエ割肌仕上)で仕上げる事になりました。

当時、雅臣先生は当社敷地内の高木工房で彫刻をされていたので、高木工房でその茶室づくりにも取り組むことになり、弊社もそこでご縁をいただきました。
それがちょうど今、樂吉左衛門の「私の履歴書」が日本経済新聞に連載中で、2月24日と25日に「佐川美術館」の建設に関わられた事が書かれていたので、
これもまたタイムリーなニュースと思い、お知らせすることにしました。

佐川美術館は、琵琶湖畔にあり関ケ原から近いですから、弊社が関わった茶室でもあるので、皆さんは機会を見つけて、是非鑑賞に行って下さい。

2020年2月