Column

社長の一石

2015. 5月

記念事業にもやはり「石」ですね。

今年は、東京駅が開業してちょうど100周年だそうです。

ここ数年、東京駅舎やそれに隣接するビル施設の建設があり、弊社もいろいろな プロジェクトに参加することができましたし、この後もいくつかある様です。

 

八重洲口には、大きなヨットのように真っ白の大屋根が美しいランドマーク、 グランルーフがオープンしたのが記憶に新しいですが、広いスペースに渡って赤色の斑岩などを足元に敷き詰める工事を弊社は担当させていただきました。

 

その八重洲とは逆側の「丸の内駅前広場」の整備がこれからスタートする様で、 3年前に復元された重要文化財の丸の内駅舎とともに、首都東京の新しい玄関口 となる記念すべき事業ですので、それに貢献できる様努力をしていきましょう。

考えてみると、八重洲口は、立ち上がりが白で床が赤のデザイン、 丸の内口は、立ち上がりが赤で、床が白のデザイン。好対照で面白いですね。

 

また今年は終戦70年を迎える年でもあるので、メモリアル的な行事が 全国で予定されていると思いますが、当社(大阪支店)では先般、サイパン島に 戦没者慰霊の記念碑を建立する工事に参画させていただきました。

 

この5月、東京と大阪の挨拶廻りで、かかわりのあった工事を紹介させて貰いました。

将来へ向かって希望を胸に抱くプロジェクトもそうですし、過去を振り返り手を合わせ祈りが込められる様なプロジェクトもあって、そこに求められる素材はやはり「石」なんだな、と改めて我々の生業にやりがいを感じた次第です。

2015年5月