Column

社長の一石

2017. 8月

国産の石の対応力アップ

最近、国産の石についての問い合わせや見積依頼をよく耳にする様になりました。

 

今までは、コストが高くなり予算に合わせ難いので敬遠されがちでしたが、建物の特性上どうしても使いたい、とか、エリアを一部に限定しても良いからと実際に施工されるケースも増えてきた様に思います。

 

そういった中で気をつけなければならないのは、国産の石に対する情報不足です。

 

海外から輸入する石種は500種類までに増えたと、先月のコラムに書いた様に外国産の石は、営業部門の人と仕入部門の人同士がコミュニケーションをとることで、個々のプロジェクトの内容に応じた対応はできている訳ですが、国内産の石となると、扱った経験者が少なく、しかも調達専門家もいない状態です。

 

例えば、有名な庵治石、その地元に有力な石屋さんが居るので、今まで当社では扱うのは難しいといった観念があった様に思います。しかし実際は庵治石を扱っている会社とつき合って工事の経験のある営業の人もいる訳で社内でそういった経験知を活かした対応が充分にできていない状況です。

 

そこで、社内イントラネットに国内産の石種毎に基本情報閲覧&書き込みページを作り皆で共有していくのが良いと思います。基本情報はを営業本部で立ち上げて、そこに経験のある人達が過去の見積内容や実績、コメントなどを書き込んでいって、社内共有フォルダにしたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

2017年 8月