注目石種 大理石 ニューベージュトラバーチン のご紹介
今回は淡いベージュと自然に形成された凹凸が独特の表情を醸し出すニューベージュトラバーチンのご紹介です。
トラバーチン(travertine)という材料は、大きな原石ブロックを切断する方向によって印象がガラリと変わります。
石材も木材と同様にどちらの方向で切断するかで模様が変わり、柾(まさ)目と平目に分けられます。
オフィスなどでよく見かける天井の石膏ボードはトラバーチンの特徴である多孔質の穴の柄を真似ているという話は有名ですが、
正確には
「【柾(まさ)目】で切断したトラバーチンの柄」
ということになります。
では、平目で切断するとどのような柄になるでしょうか?
平目
柾(まさ)目
平目の柄の特徴は「水平に流れる柄の方向性がでない」ということです。
この石種の特徴であるベージュのグラデーションが自然石の魅力を存分に感じさせ、空間を柔らかく演出してくれます。
他のトラバーチンと同様に特徴である小さな穴が多く空いています。
穴を埋めず自然のままに使用していただく場合もありますし、
経年使用がもたらす汚れ防止の為に穴を埋めて御使用いただく場合もあります。
使用部位や環境に応じて適切なご提案をさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
ニューベージュトラバーチンは特に建物内部の壁面にご提案したい石種です。
この度2020年4月に関ヶ原本社ショールームの展示石種を全面リニューアル致しました。
ニューベージュトラバーチンはその中で注目石種として新たに展示しております。
是非実物をご覧いただきたいと思います。
サンプルのご請求はこちらからお願い致します。
※カットサンプルは150mm×90mmのサイズとなります。
大理石のカットサンプルは「本磨き」のみご用意しております。
その他のサイズ・仕上げについては製作となりますので納期がかかることをご了承ください。