2016. 3. 11
新石種 大理石 トラバーチンクラシック のご紹介
トルコ西部、首都イスタンブールの南に温泉や石灰華段丘で有名なデニズリという街があり、その近郊にトラバーチンの丁場があります。
10×20km程度に広がるトラバーチン層の岩盤は薄い表土の下、深さ20m程度まで続きます。
ここで採掘されるトラバーチンは殆どが平目に切断されて、規格品などの製品に加工されて、アメリカ市場の住宅の内装用石材として多く輸出されています。
日本市場では、このトラバーチンクラシックのような淡いベージュ色のトラバーチンは人気があり、ほぼ100%柾目で使用されています。
トラバーチンは柾目に沿って割れやすい性質があるため、柾目使用が可能で良質なトラバーチンの原石は、世界的にもごく少量しか採掘されず、貴重な存在となっています。