2024. 12. 20
新国産石種 竜山石 のご紹介
【黄竜山石・青竜山石】
今回は、国産石種 竜山石をご紹介致します。
(丁場写真)
兵庫県高砂市で採掘される凝灰岩です。「宝殿石」とも呼ばれています。
黄色の黄竜山石が主に使用されており、仕上げはダイヤ切りだけでもやさしい肌ざわりを得ることができます。
上品さと素朴さが共存し優しい表情、柔らかな表情を持つ石であり、時に重厚感・高級感を演出します。
(黄竜山石)
古代より現在もなお、1700年ものあいだ同じ場所から採石され続けている歴史ある石材は国内で唯一竜山石だけです。
古代には大王や有力豪族の石棺などとして使われていたほか、江戸時代には姫路城や明石城の石垣などに、近代においても皇居吹上御苑や国会議事堂など、著名建造物にも数多く使用されてきた実績を持っています。
(青竜山石)
【使用上の注意】
・オーダー商品も承ります。また、仕上・数量・加工などもオプションにて承ります。
・竜山石は柔らかい石です。角欠けや割れの原因となるような強い衝撃を与えないでください。
・多孔質の石材で石の粉が落ちる場合が有り、屋外の使用には汚れ、コケ、カビが発生する恐れが有ります。
・吸水率が他の石材に比べ非常に高い為、シミや汚染には十分ご注意願います。
・経年により色の変化が生じます。