大理石ってどうやったら買えるの?買い方や選び方を紹介
目次
1 どんな種類の大理石があるの?
石の形状
1-1 原石
1-2 挽板
2 どこで買えるの?
取扱店舗
2-1 WEBショップ
2-2 石材業者
3 どうやって注文すればいいの?
必要な情報
3-1 石の大きさ(寸法)
3-2 商品の運搬・お渡し先
3-3 色・柄の確認
4 まとめ
大理石を買いたいけど、どうやって買えばいいかわからない!
インテリアショップやおしゃれなカフェ・レストランなどで目にする大理石。
私の家も大理石の綺麗な模様を使ってテーブルを作ってみたい!とお思いの方もいると思います。
でも、「石ってどこで買えばいいのかしら」「どんな種類があるのかわからない」など、
分からないことが多いですよね。
また、大理石は高価なものなので、なるべく安く買いたいと思いますよね。
そんな時に、必要最低限知っておいた方がいいことをまとめてみましたので、
参考にしてください。
どんな種類の大理石があるの?
原石
石はどんなところから採取しているか知っていますか?
丁場(ちょうば)と呼ばれる石の採掘場で大きなブロックとして採掘されます。
山の頂上付近から削り出していたり、地下へ掘り進んでいたり、様々です。
採掘する石の大きさも様々ですが、日本に輸入される多くは高さ約2.0m、横幅約3.0m、奥行き約2.0m程度のブロックです。
もちろん、この状態で石を買いたい!という場合は購入もできますが、あまり現実的ではないですね。
石にもよりますが、おおよそ15t~20t程度の重さがあります。
挽板(スラブ材)
先ほどの原石を板にスライスしたものが挽板(スラブ材)です。
この状態になると、石の表面に何かしらの仕上げ(本磨き・JP等)が施してあります。
石によって板の大きさや厚みが異なります。
どんなところで買えるの?
さて、ところで大理石はいったいどこに売っているのでしょうか?
その1 WEBショップ
まず最初に思いつくのはWEBショップですね。
この記事を読んでいるあなたも、「大理石 購入」などで検索をすればいろいろなWEBショップが出てくると思います。
そのほとんどは規格品(決められたサイズの既製品、400角や600角等)の取扱いで、1枚ばら売りのものから4,5枚のセット売りまで様々です。
中にはオーダーで石を加工してくれるところもありますね。
弊社のWEBショップでも規格品の取扱があります。
その2 石材業者
大理石を売っていそうなところ、石材業者でも買えそうですね。
ただ、どのように注文したらよいか、そもそもどんな石を打っているのかも分からないですね。
そこで次に、石材業者に大理石を注文するときに、必要な情報をチェックしておきましょう。
どうやって注文すればいいの?
最低限「これだけは必要!」という項目を確認しておきましょう。
〇石の大きさ
あなたが必要としている石のサイズ(寸法)を伝える必要があります。
基本的には欲しい石の「縦」×「横」×「厚み」の情報が必要です。
オーダーサイズでカットを希望される場合はそのサイズを伝えましょう。
例えば H650mm×W800mm×T20mm といったイメージです。
・穴を空けたい ・丸い形にしたい ・特殊な形状にしたい
といった加工も可能ですので、希望を伝えてみましょう。
※石の種類や在庫状況等によっては対応できない場合もあります。
〇商品の運搬・お渡し先
どのように商品を運び、受け取りをするかを伝える必要があります。
石はとても重たいものなので、運送費が高くなります。
また、運送会社さんが配達する場合、あまりにも重たい荷物だと、
トラックの荷台から降ろす作業を自分で行わなければならない場合もあります。
注文する際に、受け取る場所やどのような梱包になるか等を確認し、
スムーズに受け取りができるようにしておきましょう。
〇石の色・柄
大理石は色や柄が多種多様でどれも同じものはない一点ものです。
大理石模様の代表としては白大理石が一番有名ですね!
その他、黒・ベージュ・赤・緑等、さまざまな色柄のバリエーションがあります。
どんな石があるのか、検索したい場合は弊社のWEB石種検索システムをご覧ください。
あなたが石種の名前までわかっていて、「この石種!」と注文できれば簡単ですが、
石種の名前がわからないときは「こんな色、こんな柄」などとイメージを伝えるか、
写真等を見せて「この石と同じようなものが欲しい」などと伝えてみると良いでしょう。
きっとあなたのイメージに合った石を紹介してくれるはずです。
それでもイメージがわかない、欲しい石柄が見つからない、という方は、直接石を見に行ってみましょう。
全ての石材業者さんが対応してくれるかはわかりませんが、実際に大きな挽板のストックを見て
運命の一枚と出会うのも良いかもしれません。
まとめ
大理石を注文する際にどんな情報が必要かお分かりいただけたでしょうか。
もちろん、はっきりしていなくても、こんな石が欲しいなという漠然としたご相談をいただければ石のプロフェッショナルがお応えいたします。
大理石は天然の素材ですので、同じものは一つとなく、全てが一点ものとなります。
あなただけの石を探してみてはいかがでしょうか?