【日本の石】 新規取り扱い開始
目次
1.日本の石(国産石)って?
2.注目の日本の石 12選
3.まとめ
1.日本の石って?
石といえば、イタリア、中国、インド、ブラジルなど世界各国で採掘され日本に輸入されていると思われる方も多いのではないでしょうか。
日本国内でも、昔から各地で御影石などが多く採掘されています。
近年では、SDGsに繋がる働きとして建築業界でも国産材を使用する傾向もあり、国産の石種が注目を集めています。
世界の石とはまた違った魅力がたくさんある「日本の石」
日本の土地で生まれた石だからこそ、風土に合った心地よさを感じることができます。
日本の石を使ってみたい!と思う方は、是非、下記をご覧ください。
2.注目の日本の石 12選
今回、新たに取り扱いを開始した12石種をご紹介します。
〇札幌軟石
北海道札幌市で採掘される軟石です。
加工がしやすい石材で、グレーに白の模様が特徴的な石種です。
石材として加工しやすい為、明治中期から大正にかけ、建築資材としてさかんに使われました。
現在は主にマンションやホテルの外壁・内壁に使用されています。
〇十和田石
秋田県大館市比内町で採掘される凝灰岩です。
石の中では秀でて柔らかく、水に濡れても滑りにくいことから、古くから温泉場・浴場で活用されてきました。
青緑系の色合いは「やすらぎの青」ともよばれ愛されています。
〇秋保石
宮城県仙台市秋保町で採掘される凝灰岩です。
大小さまざまな小石が含まれていて、それらが模様となっています。
様々な小石や木片、粘土質が含まれる豊かな表情を活かし、店舗や住宅等の内装材や庭園、インテリアとしてさまざまな用途で親しまれています。
〇白河石
福島県白河市で採掘される凝灰岩です。
準硬石で硬さもありながら加工性や耐火性も優れている石です。その柔らかい風合いや加工性、表情豊かな経年変化を生かした演出など様々な活用ができることから、建築からエクステリアの他、幅広い分野に利用されています。
〇芦野石
栃木県那須町芦野で採掘される凝灰岩です。
準硬石で硬さもありながら加工性や耐火性も優れている石です。
その柔らかい風合いや加工性、表情豊かな経年変化を生かした演出など様々な活用ができることから、建築からエクステリアの他、幅広い分野に利用されています。
〇大谷石
栃木県宇都宮市大谷町で採掘される凝灰岩です。
石面粒子が粗く、「ミソ」という黒い斑紋が入っています。
耐火性や耐震性に富み、加工性も高いことから、倉庫、工場の防火壁や、事務所、住宅など様々な場所に使用されています。
〇滝ヶ原石
石川県小松市滝ヶ原町で採掘される凝灰岩です。
ブルーグレー色の色調をしており、水を吸収してから乾くのがとても早いため、玄関土間やお風呂などの水回りに最適です。
軟石の部類の中でも比較的硬めですが、比重は軽く加工がしやすい石種です。
〇飛騨溶岩石
岐阜県飛騨地方で採掘される凝灰岩です。
耐火性に優れており、割れや変形が起こりにくいのが特徴です。
蓄熱性能もあることから、石焼き溶岩プレートや石窯にも多く利用されています。
〇竜山石(黄)(青)
兵庫県高砂市で採掘される凝灰岩です。
石色は青色・黄色・赤色(希少)の3色があります。(取扱は黄色・青色の2色)
皇居吹上御苑や国会議事堂など、著名建造物にも数多く使用されてきた実績を持っています。
〇福光石
島根県大田市温泉津町福光で採掘される凝灰岩です。
しっとりとした色合いと落ち着きのある空間を演出することができます。
福光石が持つ風合いが景観に合うとして、住宅・ビルなどの内外壁材として好評です。
〇八女石
福岡県八女市で採掘される凝灰岩です。
暗灰色の色調をしており、黄色の軽石や黒色の黒曜石がレンズ状に入っているのが特徴です。
比重が1.6程度と重量が軽いため屋内での使用もおすすめです。
3.まとめ