いとしき きといし イベント情報
2024年5月25日(土) ~ 6月29日(土) の間、Karimoku Commons Tokyo 1Fのギャラリースペースにて、天然石材の調達から加工・販売・施工を行う関ヶ原石材による企画展「いとしき きといし」を開催いたします。
会期中の6月7日(金)17:30~20:00にて、建築家やデザイナーのための石と木のTips講座と、第一線で活躍する建築家・空間デザイナーを招いて、素材の魅力を語るトークイベントを行います。
第一部として石のプロフェッショナルである関ヶ原石材と木のプロフェッショナルであるカリモク家具より「建築家のための、石と木Tips」と題したトークセミナーと、第二部では本展の企画・デザインを担当いただいたトラフ建築設計事務所の鈴野浩一氏と、石と木の素材の魅力を生かした建築や空間デザイン、プロダクトの制作をしている武田清明建築設計事務所の武田清明氏、Atelier maticの外山翔氏、ファシリテーターに建築への造詣が深い編集者・山田泰巨氏をお招きし、「石と木と、建築」をテーマに、二つの素材の魅力を存分に語っていただきます。
石と木の魅力を感じつつ、カリモクコモンズの空間でトークを楽しんでいただく企画となっております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
イベント概要
「いしとき、の、出会うところ」
6/7(金)
第一部:「建築家のための、石と木Tips」
時間 :17:30~18:15
登壇者:中西信也・久川翼(関ヶ原石材)、西村桜(カリモク家具)、藤本美紗子(inu)
石と木、天然素材であるがゆえに扱いが難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなふたつの素材についてのTipsを、石と木それぞれのプロフェッショナルである関ヶ原石材とカリモク家具がお伝えいたします。ファシリテーターに建築家と繋がりの深い藤本氏をお迎えし、基礎知識から新しい使い方などを知っていただくことで、より石と木を身近に感じでいただける場になればと思っています。
第二部:「石と木と、建築」
時間 :18:30~20:00
登壇者:鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)、武田清明(武田清明建築設計事務所)、外山翔(Atelier matic)、山田泰巨(編集者)
建築家、空間デザインの視点で石と木の天然素材としての魅力や扱い方の工夫、石と木に惹かれる理由、アイデアが生まれたきっかけ、建築事例などについて語っていただくイベントです。本展の企画・デザインを担った鈴野氏と、石と木の素材を空間に生かしたデザインを作り出す武田氏、外山氏、建築に精通した編集者・山田氏を迎えてトークセッションを行います。ふたつの天然素材、そのお互いの魅力を存分に語っていただきます。トークの後は登壇者たちとの歓談の時間も設ける予定です。お時間のある方はぜひご参加ください。
参加申し込みは以下よりお申込みください。(先着順)
https://forms.gle/WEsXrVo3g1q49ENR7
参加無料
登壇者紹介
・中西信也(関ヶ原石材株式会社)
関ヶ原石材 KISEKI推進室長としてKISEKI(Antolini、Strad.)の石種調達とギャラリー運営を担う。イタリアに長期駐在していた経験から、石についての知識とそれぞれの石のストーリーを熟知した石のコンシェルジュとして日々お客様をご案内しています。
・久川翼(関ヶ原石材株式会社)
関ヶ原石材 企画マーケティング室長として今回の「いとしききといし」の企画を担う。日々お客様からの声をお聞きして石の魅力を内外に発信しています。
・西村桜(カリモク家具株式会社)
カリモクグループの木材調達の統括拠点である資材部門で、7年の経験を経て、2024年4月より事業開発部へ異動。自身の経験と興味を活かして、森林資源の持続可能な活用方法を発信するために日々奮闘中。
・藤本美紗子(inu)
商社からインテリア業界に転身、Kvadrat Japanのカントリーディレクターを経て2020年inuを立ち上げる。クライアントはカリモクなどの企業から、個人事務所まで幅広く、デザインの可能性をビジネスの観点から探っています。
第二部:「石と木と、建築」
・鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)
トラフ建築設計事務所主宰、1973年神奈川県生まれ。1996年東京理科大学工学部建築学科卒業。98年横浜国立大学大学院工学部建築学専攻修士課程修了。シーラカンス K&H、Kerstin Thompson Architects(メルボルン)勤務を経て、2004年トラフ建築設計事務所を共同設立。
・武田清明(武田清明建築設計事務所)
イーストロンドン大学大学院修了。2008~18年隈研吾建築都市設計事務所(設計室長歴任)を経て、武田清明建築設計事務所設立。「鶴岡邸」「6つの小さな離れの家」が主な代表作。受賞歴/SDレビュー鹿島賞、住宅建築賞、日本建築学会作品選集新人賞。
・外山翔(Atelier matic)
2012年にmaticとして独立。空間デザインをベースに店舗設計や展示会などイベントの会場構成やディスプレイデザインを手がける。2017年より自身のアート活動をAtelier matic(アトリエマティック)とし、主に大理石やアクリルを使用したオブジェなどの展示も精力的に行う。
・山田泰巨(編集者)
『商店建築』『Pen』編集部を経て、2017年よりフリーランスで活動。建築、デザイン、アートなどの特集を中心に、雑誌『Casa BRUTUS』『ELLE DÉCOR JAPON』『Pen』やユニクロ『LifeWear magazine』などで編集や執筆を行う。また21_21 DESIGN SIGHTの展覧会『Material, or』の企画協力など、展示企画にも携わる。
企業情報
関ヶ原石材
関ヶ原石材株式会社は、岐阜県不破郡関ヶ原町にある建築用石材の調達から材料加工、現場施工までを行う総合建築石材会社です。1951年の創業より、日本の建築に携わり続け、変化し続ける石材ニーズに合わせて世界各国より天然石材の調達加工、石材の取付技術を日々進化させてきました。また、昨今は一般建築や住宅・商業店舗内装分野への石材・サービスの提供や、石材の新たな可能性を探求しています。
Karimoku Commons Tokyo
住所 :〒106-0031 東京都港区西麻布2丁目22-5
電話番号:03-6805-0655
営業時間:12:00 ‒ 18:00(休館日:日曜日)
アクセス:東京メトロ表参道駅A5 番出口より徒歩10 分
URL:https://commons.karimoku.com
*営業日などの詳細は上記ウェブサイトにてご確認ください。